加茂郡川辺町の瓦屋、昌建瓦工事店です。葺き替え(瓦をすべて下ろし、下の防水のシートや板から新しくする工事)の相談では、「近所の家は○○円だったと聞いたが、うちも同じくらいか」と聞かれることがあります。同じ町内の、同じくらいの大きさの家でも、葺き替えの金額は家ごとに変わります。金額が変わるのは、次の8つの点です。
屋根の広さ
金額にいちばん大きく関わるのは、屋根の広さです。屋根の広さは、家の床の広さより大きくなります。軒(屋根の端の、壁より外に出ている所)が長い家や、勾配のある屋根は、真上から見た広さより、実際に瓦をのせる面のほうが広くなるからです。広さが変わると、使う瓦、防水のシート、板の量と、職人が作業する日数が変わります。
屋根の形
屋根の面が2つだけの切妻屋根と、4方向に面がある寄棟屋根や入母屋屋根では、同じ広さでも手間が変わります。面と面が合わさる所には、棟(屋根のいちばん高い所)や谷(面と面がへこんで合わさる所)ができます。棟や谷が多い屋根ほど、瓦を切って合わせる所と、棟を積む長さが増えます。
屋根の勾配
勾配の急な屋根では、職人が足を置いて作業しにくくなります。安全のための設備を増やすことや、作業に日数がかかることがあり、その分が金額に表れます。
2階建てか、平屋か
2階の屋根は、瓦や材料を上げる高さが増え、作業も高い所になります。下屋(1階部分の屋根)がある家では、2階の屋根と1階の屋根の両方を工事することになります。
足場
2階の屋根や勾配の急な屋根の工事では、安全のために家のまわりに足場を組みます。家のまわりの広さ、隣の家や塀との間の幅、道路に面しているかで、足場の組み方と量が変わります。
下地の傷み
瓦の下には、防水のシートと屋根の板(野地板)があります。雨漏りが長く続いた屋根では、板が湿って腐り、張り替える所が広くなります。下地の傷みは、外から見るだけでは全部は分からず、瓦を下ろしてから分かる所もあります。見積もりの時に、下地の傷みがどこまで分かっているか、瓦を下ろして傷みが広かった時はどうなるかを、先に聞いておくと安心です。

選ぶ瓦
新しくする瓦の種類で、材料の金額が変わります。昌建瓦工事店では、いぶし瓦、陶器瓦、平板瓦を扱っています。重い瓦から軽い瓦に替えるか、今と同じ瓦にするかでも変わります。瓦そのものが傷んでいなければ、今の瓦を下ろして、下のシートと板を新しくしてから葺き直す方法もあります。瓦の違いは「いぶし瓦、陶器瓦、平板瓦の違い」、今の瓦を使う方法は「古い瓦を残して使いたい時にできること」をご覧ください。
古い瓦と土の処分
葺き替えでは、下ろした古い瓦を処分します。古い瓦屋根の中には、瓦の下に土をのせて瓦を留めている屋根(土葺き)があり、この屋根では瓦に加えて土も下ろして処分します。土の量が多いと、下ろす手間と処分の量が増えます。
見積もりを比べる時は
ほかの家の金額と比べるより、同じ家で、工事の中身をそろえて比べるほうが確かです。見積書のどこを見ればよいかは「屋根工事の見積もりで確かめておくこと」に書きました。葺き替えにするか、傷んだ所だけを直すかで迷っている時は「葺き替えと部分修理、どちらにするかの決め方」をご覧ください。
ご相談
昌建瓦工事店では、目安の金額は出さず、屋根を見てから工事ごとに見積もりをお出ししています。屋根に上って撮った写真をお見せしながら、どこにどれだけ手間がかかるかをご説明します。
点検と見積もりは無料です。電話(0574-50-5135、8:00〜18:00、日曜休み)かLINEでご連絡ください。加茂郡川辺町から、美濃加茂市、可児市、関市、八百津町、七宗町、富加町など、車で1時間ほどの地域に伺います。
※見出しの写真はイメージです。実際の施工の写真ではありません。